トンタの体調が悪くなったのは去年の暮れごろ。
泡を吐くようになった。
かかりつけの病院へ行ったら、「腹水が溜まっている」とのこと。
薬を貰い投与。
…飲まない。
薬が苦いらしい。
大好きなフェレットバイトに混ぜてなめさせる。
しかし、そのうち薬が混入しているのに気づき、フェレットバイト自体を拒否。
それでも、なんとか薬を飲ませるが、改善は見られず。
そこで、横浜にあるフェレットを治療してくれる有名な動物病院へ(中○先生のとこ)
そこでの診断は、善玉菌と悪玉菌がどうのこうの・・・
すみません、自分が行ってないので、家族からの説明だとさっぱりわからないのです。
ここでも薬をもらい投与。
やっぱり改善はなし。
中○先生のところに通いたいのはやまやまだったけど、あまりにも遠いので、隣の市のちょっち有名な動物病院へ。
胃が荒れている、とのことで胃の炎症を抑える薬と、吐き気止めを処方される。
餌を猫缶(a/d缶)に変えたほうがいい、と言われたので購入。
以前より吐かなくなったっぽいので、薬を続行。
2週間前、ついに食事を受け付けなくなった。
水も飲まない。
急いで病院へ。
脱水症状をおこしているので、点滴を首にうつ。
生理食塩にビタミン剤、吐き気止めをくわえたもの。
何気に異臭がするが、帰宅すると本人は元気に。
数日後、同じ症状になったので病院に。
先生と話してバリウム検査を後日行うことにした。
(今思うと、もっと早くやっておくべきだった)
翌日、朝からトンタを病院に預け、自分は学校へ。
バリウム検査の結果、トンタの病名は
「食道肥大」
文字通り食道が大きくなってしまうこと。
食道の筋力が低下し、食べ物を胃に送れなくなる。
食べては吐くを繰り返し、食道や胃が荒れ、食欲が低下してしまう。
このビョーキ、フェレットに関しては珍しいらしい。
そして、治ることがないそうだ。
死亡率も高い。
栄養を摂取できないので、衰弱死してしまうか、飼い主が餌(流動食)を与えるときに気管に詰まってしまい、窒息死してしまうか…
窒息は苦しそうなので、なるべくなら避けたい。
むしろ「死」を回避させてあげたい。
しかし、トンタのカラダは衰弱していくばかり。
ポテポテだったのに、今の体重は1.14kg。
…軽い。
筋力も低下。
今は匍匐前進。
元気だったころ、トテトテと歩いていた後姿が懐かしい。