カツアバの
媚薬は アマゾン川流域を中心に自生している生命力の強い植物で、コカノキ科に分類されます。コカノキ科の代表的な植物には、麻薬に指定されている「コカイン」の 原料
となるコカノキがあります。カツアバは、黄色の花やオレンジ色が咲き、実は小さい楕円形で濃い黄色をしています。
ア マゾン川流域やその周辺地域でで自生しているのを見ることができます。ブラジルで一般的にカツアバの名前で流通している植物が何種類かありますが、主に薬 用として用い
られているのは『小さなカツアバと大きなカツアバ』と呼ばれる種類です。ブラジルではこれら二種類のカツアバが薬用ハーブとして利用されてい ます。
ブ ラジルでは、カツアバは媚薬として長年利用されてきました。樹皮を煎じたお茶が、性的能力の虚弱、記憶力の低下に用いられています。現在では、カツアバの 樹皮をつかっ
たサプリメントなども販売されていますが、科学的にはまだカツアバの媚薬効果の根拠は証明されていません。カツアバは媚薬として民間伝承的に 利用されてきました。