「食道肥大」という珍しいビョーキを持ったフェレットの飼育日記だったもの。

November, 2010
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PROFILE
●すろりん●

ハヤシ、カンタの飼い主。トンタの看護と2匹の仲の悪さ(+自分の就職)にアタマを悩ませる毎日。

●トンタ●

食道肥大という珍しいビョーキになった子。2年前に拾われてきた。大人しく、注射されても騒がない。好物はパパイヤ。先日逝く。

●カンタ●

初めて買ってきたフェレット。ニュージーランドフェレットで気が強い。かつては手が付けられないほど暴れん坊だったが、今は大人になりました。

●ハヤシ●

パスバレーフェレット。毛色はバタースコッチ。母には「チョコ」と呼ばれてる。何気に「さん」付けしないと飛んできてくれない。カンタが苦手。

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今までのコト

トンタの体調が悪くなったのは去年の暮れごろ。

泡を吐くようになった。

かかりつけの病院へ行ったら、「腹水が溜まっている」とのこと。

薬を貰い投与。

…飲まない。

薬が苦いらしい。

大好きなフェレットバイトに混ぜてなめさせる。

しかし、そのうち薬が混入しているのに気づき、フェレットバイト自体を拒否。

それでも、なんとか薬を飲ませるが、改善は見られず。

 

 

そこで、横浜にあるフェレットを治療してくれる有名な動物病院へ(中○先生のとこ)

そこでの診断は、善玉菌悪玉菌がどうのこうの・・・

すみません、自分が行ってないので、家族からの説明だとさっぱりわからないのです。

ここでも薬をもらい投与。

やっぱり改善はなし。

 

 

中○先生のところに通いたいのはやまやまだったけど、あまりにも遠いので、隣の市のちょっち有名な動物病院へ。

胃が荒れている、とのことで胃の炎症を抑える薬と、吐き気止めを処方される。

餌を猫缶(a/d缶)に変えたほうがいい、と言われたので購入。

以前より吐かなくなったっぽいので、薬を続行。

 

 

2週間前、ついに食事を受け付けなくなった。

水も飲まない。

急いで病院へ。

脱水症状をおこしているので、点滴を首にうつ。

生理食塩にビタミン剤、吐き気止めをくわえたもの。

何気に異臭がするが、帰宅すると本人は元気に。

 

数日後、同じ症状になったので病院に。

先生と話してバリウム検査を後日行うことにした。

(今思うと、もっと早くやっておくべきだった)

翌日、朝からトンタを病院に預け、自分は学校へ。

バリウム検査の結果、トンタの病名は

 

 

       「食道肥大」

 

文字通り食道が大きくなってしまうこと。

食道の筋力が低下し、食べ物を胃に送れなくなる。

食べては吐くを繰り返し、食道や胃が荒れ、食欲が低下してしまう。

 

このビョーキ、フェレットに関しては珍しいらしい。

そして、治ることがないそうだ。

死亡率も高い。

栄養を摂取できないので、衰弱死してしまうか、飼い主が餌(流動食)を与えるときに気管に詰まってしまい、窒息死してしまうか…

窒息は苦しそうなので、なるべくなら避けたい。

むしろ「」を回避させてあげたい。

 

しかし、トンタのカラダは衰弱していくばかり。

ポテポテだったのに、今の体重は1.14kg。

…軽い。

筋力も低下。

今は匍匐前進。

元気だったころ、トテトテと歩いていた後姿が懐かしい。

 

 

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このブログを立ち上げたのは、「食道肥大」に関するデーターがあまりにも少なくて困っていたから。困っているのは自分だけではないと思うし。このブログが誰かの役にたてればいいなとおもっています。

いつか、迎えなくてはならない現実を後悔しないで受け入れられるように、今はただ自分のできることを彼のためにしてあげようと思います。

このブログ、長くは続かないでしょう。それでも、彼が一生懸命生きている限り、最後まで彼の日々を記録していきたいと思います。

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http://ferret.pelogoo.com/brothelcreepers/rtb.php?no=1143450142896974



この記事への返信
はじめましてm(__)m 私は動物病院に勤めています。うちにもフェレットが来ますがフェレットの食道肥大は初めて聞きました!うちの病院で犬でやはり昨年から食道肥大の治療を受けている子がいます。その子も嘔吐症状で来院していたのですが、なかなか原因がわからずでしたが、トンタくんと同じでバリウム検査をしてわかりました。飼い主さんの懸命なお世話の甲斐あって今は症状も落ち着き、ご飯も食べれるようになってきたそうです。トンタくんもその子のように回復できることを祈ってます・・(>_<;)
Posted by おはぎ | 00:07:58, Mar 28, 2006


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