「食道肥大」という珍しいビョーキを持ったフェレットの飼育日記だったもの。

November, 2010
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PROFILE
●すろりん●

ハヤシ、カンタの飼い主。トンタの看護と2匹の仲の悪さ(+自分の就職)にアタマを悩ませる毎日。

●トンタ●

食道肥大という珍しいビョーキになった子。2年前に拾われてきた。大人しく、注射されても騒がない。好物はパパイヤ。先日逝く。

●カンタ●

初めて買ってきたフェレット。ニュージーランドフェレットで気が強い。かつては手が付けられないほど暴れん坊だったが、今は大人になりました。

●ハヤシ●

パスバレーフェレット。毛色はバタースコッチ。母には「チョコ」と呼ばれてる。何気に「さん」付けしないと飛んできてくれない。カンタが苦手。

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最後

・2時

ゼーハー言い出す。

何かが詰まっているみたい。

胃液を吐き出した。

その後、就寝。

どうも眠れないらしい。

お腹の上で抱きながら寝ることにした。

 

・4時

落ち着いたのでハンモックに移動。

やっぱり眠れないらしい。

 

・7時

母に起こされる。

トンタがハンモックを抜け出し、ペットシーツの上でぐったり状態。

糞はタール便。

排便が上手くいってなかったため、そのままお風呂場へ。

乾かしていると、トンの体温の低さに気づく。

ストーブと毛布を使って暖める。

水分を4mlほど摂取。

数分後すこしだけ吐き出す。

 

・12時

今日も病院に行く事をきめる。

 

・13時30分

病院へ。

今日はいつもの先生。

採決しようとするが、血圧が低く血があまりでてこない。

ほんの少しの血液を染色し、顕微鏡へ。

きれいな形の赤血球がみえた。

先生の診断は腸炎に栄養失調と脂肪肝(専門用語だともっとむずかしい単語)

あまりにも餌を食べないので、肝臓に脂肪が溜まったみたい。

タール便の正体は死んだ肝細胞。

このままだともうもたない、とのこと(いわゆる余命宣告)

肝機能強化の薬を注射。

タウリンを処方してもらう。

 

・15時40分

息遣いが荒くなる。

鼻水をすするような音がする。

すごく吐きたそう。

頭を少し下にする感じで抱く。

ゼーゼーいうので背中をマッサージ。

痙攣みたいなのが起きる。

ポタポタと水が出てきた…鼻から出てる。(ココでもうやばい事を悟る)

口を強制的に開かせ、詰まっている水を出すため強くマッサージ。

呼吸数が少なくなり、やがて止まった。

人工呼吸を開始。

しかしチアノーゼは消えることなく、そのまま息を引き取る。

 

 

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昨日立ち上げたばかりだったのに、今日でもう終わってしまうとは…なんだか空しいですね。
彼の最後は少し苦しそうだったのが心残りです。
いまだ原因不明の「食道肥大」の研究のため、病理解剖に出したいと思いましたが、トンを溺愛していた母と家族の反対にあったため、キレイなままで明日、火葬することにしました。


まだ、我が家にはカンタ、ハヤシがいるので毎日とはいきませんが、たまーに更新できればいいな、とおもってます。

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